2022-02

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TKA術後の理学療法

TKA(人工膝関節)術後の創治癒について~いつから創の状態は良くなるの?~

TKA術後のリハビリを行う際に、創部のことを考慮してアプローチしていますか?術直後は創部周囲が保護されているため、あまり触れることはないと思いますが、膝の屈曲ROMの拡大を図る上で膝前面のハリ感を訴える患者さんが多くないでしょうか?その際に、創部の問題を考えることがあると思います。この時に、創部に対しどのようにアプローチすればいいのか?、そしてその大前提として創部の治癒はどうなっているのか?など気になってくると思います。今回は、そういったTKA術後の創部の状態についてまとめていきたいと思います。
TKA術後の理学療法

TKA術後のCPMは推奨されない?~2020年アメリカ理学療法のガイドラインから~

今回は、TKA術後のCPMについての記事です。CPMについては、現場で働いているPTであれば、感じることもあるでしょうが、本当に人によって善し悪しが変わると思わないでしょうか?近年ではTKA術後の情動面の問題も指摘されています。この辺りが、どちらかというと直接的な訓練にあたるCPMを推奨されない要因の一つになっているものと思われます。膝を曲げたら痛い!!と思っている患者さんに対し、無条件で膝を曲げていくわけですから…そりゃ深層心理での拒否が出てもおかしくはないですよね?こういった背景があって、CPMの確固たる立場が確立しない原因の一つかなと思われます。
TKA

TKA術後の膝関節のROMに影響する因子について

TKA術後のROMでは、完全伸展から深屈曲が得られることを想定として機種の構成が行われています。そんな中、TKA術後のROM制限の残存が”患者の満足度の低下”の一因になっているとの報告があります。今回はそういったTKA術後のROMについて、術前から手術手技、術後のリハビリまでの一連の流れの中で影響する因子についてまとめていきたいと思います。
TKA術後の理学療法

TKA術後の膝のこわばり感と固有感覚受容器の関係性について

TKA術後は固有感覚(知覚機能)の破綻が生じていると報告されています。この固有感覚機能ですが、膝関節が正常に意図して動くために非常に重要な役割を担っており、その固有感覚受容器がTKA術後には機能低下をきたしてしまうわけです。そういった点を踏まえ、今回は、TKA術後の膝のこわばり感について”固有感覚受容器のエラー”の観点から考えていきたいと思います。
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