慢性疼痛

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TKA術後の理学療法

人工膝関節置換術後(TKA術後)に起こる慢性疼痛の原因に「糖尿病」が危険因子として挙げられる

糖尿病の有無でTKA術後の感染リスクが3~4倍差があり、糖尿病が感染リスクを大きく高めている報告があります。今回は同じ糖尿病でも、「疼痛との関連性」について文献を交えて紹介していきたいと思います。TKA術後の慢性疼痛に至る割合は約20%程度と言われており、比較的高い確率で術後も痛みを抱えることになるという事です。このTKA術後の慢性疼痛への移行を勧めてしまう一つの原因として「糖尿病」が影響していると明らかにされています。
変形性膝関節症(膝OA)

下行性疼痛抑制系とはなんのこと?~下行性疼痛抑制系と中枢性感作の関係性について~

下行性疼痛抑制系は、疼痛をコントロールする上で非常に重要な役割を果たしています。この下行性疼痛抑制系の機能が破綻することで、疼痛の増悪を招き、本来感じない痛みも感じるようになります。こうなると、痛みの改善は容易ではなくなり、慢性疼痛へと移行する可能性が高くなります。そうならないためにも、下行性疼痛抑制系の改善に関与する薬剤としてサインバルタ(SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬))が存在します。
変形性膝関節症(膝OA)

変形性膝関節症やTKA術後の長引く痛みに関して中枢性感作の問題が指摘されている

今回は、中枢性感作についてまとめていきました。以前は中枢性感作に関しては線維筋痛症患者に対するものである認識が強かったですが、近年では変形性関節症や腰痛症患者にも散見されるとの報告が挙がっています。それだけ中枢性感作についての関心は高まってきているといっても過言ではありません。これまでに行ってきた機能改善に重きを置いた理学療法から、心理・社会的要因までも含めた包括的な理学療法が期待されているが故の流れ(時代の流れ)であると思います。
TKA術後の理学療法

人工膝関節置換術(TKA)の術後の痛みについて~痛みの原因と痛みを感じる時期について~

今回は「人工膝関節置換術術後の痛み」について記事にしていきます。TKAの術後は痛みに悩まされることが多々あります。この術後の痛みの原因は様々であり、時期によって痛む原因は変わってきます。また術後の痛みは、術前に患者が最も恐れていることの一つであり、術後管理が不十分であると、機能回復だけでなく患者満足度にも大きな影響を及ぼすとされています。
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