TKA術後の理学療法 脛骨後方傾斜角(PTS)が人工膝関節術後の理学療法に及ぼす影響について 今回は、脛骨後方傾斜角の如何に問わず、脛骨後方傾斜角自体が膝の機能にどのように影響するのか?、TKA後にはどのような影響が出る可能性があるのか?についてまとめていきました。特に問題なく経過するケースは置いといて、術後から思ったような機能改善が得られないケースも少なくありません。この時に要因の一つとして脛骨後方傾斜角の存在も頭に浮かんでくると治療の幅も広がってくると思います。 2024.07.13 TKA術後の理学療法
膝関節について 膝蓋骨低位の場合、膝関節屈曲可動域は減少する? 今回は、膝蓋骨低位と膝関節屈曲可動域の関連性について文献を交えて考えてきました。TKA術後のリハビリを行い際に、膝関節屈曲可動域の拡大が容易に得られる場合とそうでない場合が思っているよりも大きく分かれるし、問題もはっきりわからない事があります。今回の膝蓋骨低位の問題は、こういった「なんでこの患者さんは膝が曲がらないのか?」という問題を解決するひとつの因子になると思います。 2022.12.16 膝関節について